sendaiseiryoのブログ

仙台青陵中の情報やよしなしごと

仙台青陵中等教育学校(中高一貫5期生)の大学受験結果を検証

このところ暖かい日が続いてますね、仙台市中心部では散ってしまった桜ですが仙台青陵中のある国見ケ丘では標高が高いからでしょうか、ちょうど今が散り始めです。
前期課程のクラスの窓から見える桜吹雪がとても綺麗です!

f:id:sendaiseiryo:20190421180946j:plain

さて、1年生は入学してすぐに仙台市の標準学力検査、そしてオリエンテーション合宿と忙しいですね。配布された教科書の量に驚かれたのではないでしょうか?
1年生の教科書だけではなく、2年生の教科書も配布されますからね。必然的に2年生は3年生の教科書、3年生は後期課程(高校)の教科が配布されます。中高一貫ですから進度が早いです。

 

そして、後期課程では進路希望調査の結果が出ました。それがこちら。

f:id:sendaiseiryo:20190421181119j:plain

 

後期課程各学年共通しているのは、

ほぼ大学への進学が希望であるということ、そのうち東北大学30~40名で、東北、北海道地区の国公立大学40名程度、10名程度が私立大学、そして10名程度東京大学京都大学をはじめとした超難関大学や医学部部医学科を希望としているという結果が出ています。

 

今春卒業者(中高一貫5期生)の進路ですが、実は今回はとても厳しい結果になるのではというのが予想されていました。
それは5期生の模擬試験の成績推移が芳しくなかったことによります。


そしてその結果は、センター試験にかけてかなり追い込んで頑張ったようで、東北大学の合格者数は減らしたものの、その他東北地区の国公立大学関東私立大学を中心に良い結果が出ました。

更に今回は東京大学への現役合格者、過卒生京都大学東北大学医学部医学科への合格もありました。

一方、卒業生の22%の27名が受験準備をすることになりました。再び1年間受験勉強をするのは大変なことですが、過卒生の受験結果は概ね良好なものとなっているので先輩に続いて良い結果になることを願っています。

 

f:id:sendaiseiryo:20190421181609j:plain

 

5期生の東北大学入試は大変厳しいものとなってしまいました。

東北大学は一昨年から東京大学京都大学とともに、指定国立大学法人に指定され研究職を目指す学生に注目され、高い学力持った受験生の県外からの受験が多かったと言われています。

都道府県別合格者をみても例年宮城県が1位だったのですが今年は東京都が1位だったことからもそのことはわかります。

この状況は今後も続くと思われます。

f:id:sendaiseiryo:20190421181749j:plain

5期生の私立大の合格状況については、上智大、東京理科大、MARCHの関東上位校に例年よりも多く合格しました。私大の定員厳格化、合格難化の中良い結果が出たようです。

 

このように、東北大学では苦戦したものの、他の国公立や関東の上位校では良い結果が見られました。現6年生は優秀な生徒さんが多いと聞いておりますが、東北大学の難化は変わらないでしょうから今以上に頑張ってよい結果になるよう願っています。6年生頑張れ!!

 

 

 

南側校舎3階より仙台市街地方面を望む

f:id:sendaiseiryo:20190421205316j:plain